フランスとウクライナが共同生産する最新鋭無人機Aarok MALE
フランスの軍需企業Turgis & Gaillardは自社で開発製造する無人機Aarok MALEの廉価版をウクライナの航空機メーカーAntonovと共同生産することを発表しました。この協定は、9月28日にフランス国防大臣セバスティアン・ルコルヌイユがキエフを訪問した際に署名されました。早ければ、来年にはウクライナで生産が本格化します。
Aarok MALEは今年6月に開催されたパリ航空ショーで初めてお披露目された新鋭のMALEクラス (中高度長距離耐久) の無人機です。プロペラ駆動の固定翼機で全長14m、翼幅22m。最高速度は463km/hで、30時間の連続飛行が可能です。最大離陸重量は5.5トンでペイロードは1.5トン。このペイロードは攻撃ミッション用の誘導爆弾や空対地ミサイルといった重火器、情報、監視、目標捕捉、偵察 (ISTAR) 任務のための電子機器及びレーダーセンサーを搭載するように設計されています。
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