【ロシア大統領全権代表】ウクライナから不法に子供“連れ出し” 「戦争犯罪」容疑を否認
ウクライナから子供たちを不法に連れ出したとして、ICC(=国際刑事裁判所)から逮捕状が出ているロシアの子供の権利担当リボワベロワ大統領全権代表が4日、記者会見し、戦争犯罪の容疑を否認しました。
リボワベロワ大統領全権代表「ロシアはICCに加盟していないので、私を逮捕するとの判断は全く無効だ。我々は事業を続けるし、一切影響はない」
リボワベロワ全権代表は、このように述べ、ロシアが行っていることは危険地域の子供たちを守ることであり、「保護者の同意を得た疎開だ」などとビデオを使いながら説明しました。
そして、ウクライナ東部ドンバス地方の子供たち380人については、ロシアの里親に預けたことを認め、家族や親戚が見つかったら引き渡したいと話しました。
ICCは先月、ロシアが子供たちを強制的に移送したとして、リボワベロワ全権代表と責任者であるプーチン大統領に逮捕状を出しています。
(2023年4月5日放送)
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