「窓」松山千春(大原櫻子)

1979年3月21日にリリースした6枚目のシングル。 5枚目シングル1978年8月に発売した『季節の中で』は千春にとって初となるオリコンのシングルチャートで1位獲得となった。累計売上はミリオンセラーを達成。『季節の中で』のヒットにより、千春を取り巻く環境が大きく変わっていく中で、「自分は自分である」と言う気持ちをこの歌に託していた。 作詞:松山千春 作曲:松山千春 編曲:清須邦義 この曲についてはよく千春が刑務所経験者だとよく誤解されるんだと笑いながら話してくれることがある。ネットを見ると、今でもたまに「松山千春刑務所上がり説」を本気で信じている人が書いた記事があって笑ってしまう。 しかしある有名な事件の冤罪を題材にしたとのまことしやかな噂話もある。  小さな窓から見える この世界が僕の全て  空の青さはわかるけど 空の広さがわからない 「小さな窓」実際に千春がどんな風景を見て、この曲が生まれたのは定かではあないが…もしかしたらビジネスホテルかなんかの小さな窓から連想したのかもしれない。または病気で入院したときに感じたことかもしれない。 やはり現実の風景というより、心の閉塞感を表している表現なんだろうと思う。 「足寄より」にも『季節の中で』で全国的にも知名度が上がった千春が、その殻を突き破りたいという思いから、この曲が生まれた旨がちゃんと残されている。 #窓 #大原櫻子
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