『石岡タロー』予告編
昭和39年、茨城県石岡市の東小学校に保護された一匹の犬。
「タロー」と名付けられたその犬は、誰に教わる事なく、朝は校門で児童を出迎え、昼は一年生の教室を順番に回っていた。そんな賢い行動ですっかり学校の人気者になったタローだが、ある日から石岡駅までの2キロの道のりを往復する日課を始めるようになる。歩道橋を渡り、国道を歩き、踏切を渡り、石岡駅の待合室に入って座る。じっと改札口を見つめ、しばらくすると駅を離れて再び小学校に戻る。そんな行動を朝と夕方の1日2回、毎日続けた。タローは石岡駅周辺でも顔なじみとなり、待合室でも駅前の商店街でも多くの人にかわいがられた。
タローの駅通いは17年も続いたが、タローが駅で誰を待っていたのかは誰も知ることがなかった。
全国公開に向けて2023年5月31日までクラウドファンディング挑戦中!
ご支援よろしくお願いします!!
『石岡タロー』公式ホームページ