モスクワ郊外銃乱射テロ事件“背後にウクライナや米英” ロシア治安機関トップが一方的主張|TBS NEWS DIG
ロシアの首都モスクワ郊外で139人が死亡した銃乱射テロ事件で、ロシアの治安機関トップはイスラム過激派の犯行だとしたうえで、背後にウクライナのほかアメリカやイギリスがいると一方的に主張しました。
ロシアの治安機関FSB=連邦保安局のボルトニコフ長官は26日、ロシアメディアのインタビューで、銃乱射テロ事件について「イスラム過激派が準備し、西側の情報機関が促した。ウクライナの情報機関は直接関与したと考えている」と発言。
記者から「背後にアメリカとイギリスがいるのか」と問われ、「そう考えている」と答えました。ただ、裏付けとなる具体的な根拠は示していません。
また、ボルトニコフ氏は事件の前にアメリカ側からテロに関する情報提供があったと認めたうえで、具体的なものではなかったと釈明しています。
この発言に先立ち、プーチン大統領は事件から3日後の25日、イスラム過激派による犯行だとしたうえで、ウクライナと西側の関与した可能性を主張していました。
一方、事件をめぐり、実行犯らにモスクワ郊外のアパートを提供したとして男が新たに逮捕されました。
この事件での逮捕者は、これで8人目となります。
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