コンパクトなのに快適。軽自動車での日常。人の温かさに触れる広島旅2日間。

【広島平和記念資料館を訪れて、思うこと】 自分達の記録としてもここに感じた事を書き残します。 原爆を知ったのは小学生の頃。 初めて「はだしのゲン」というアニメを授業で見て、まだまだ子供でしたが、一瞬で脳裏に焼き付くほどの怖さと衝撃があった事は、今でも覚えています。 その後、日常生活では特別意識することはなく、現在28歳という年齢になって改めてこの平和記念資料館に来て。 正直、資料館へ行くまでは戦争や原爆が単なる「歴史」としてしか考えていなかった自分達にとって、『今立っているこの土地で、本当にこの現実があったんだ』という衝撃が強くありました。 資料館に入って最初の展示物である「被曝しガラス片が顔に付いた女の子」の写真を見た時からずっと、上手く言葉では言い表せない、日常では感じない感覚に襲われました。 資料館内は撮影が可能で、上記のような「忘れてはいけない過去」がたくさん展示され、展示された方の工夫や気持ちがよく見受けられました。 ▶︎参考動画 少なからず、私たちは発信者として、この忘れてはいけない過去を共有するために、ありのままの展示物や映像を見せたり、過去にあった現実を少しでも動画にした方が良いのではないかと思い、館内を撮影した上で、今日この動画を公開するまで映像を載せるべきか悩みました。 ただ、事前に見る事を覚悟していった自分達ですら、あまりに衝撃が強く、生々しく。 小さなお子様や、楽しく家族で見てくださるという声を聞く中で、心構えなく、急に映像として出てくるのは驚かせてしまうかもしれないと思い、今回はモザイクをかけた上で、動画内に少しだけ入れました。 小学校の時に見た「はだしのゲン」 なぜこのアニメを見ないといけないのだろう、なぜ歴史を知る必要があるのだろう。そんなことを思いながら、やっと今わかった気がします。 とても楽しかった広島旅。広島の街。 この日常が続くために、あんな悲惨がことがもう起きないように。 「怖さ」を実感することで、同じ過ちを繰り返さないと思うことが、歴史を知る意味なのかなと感じました。 今後、機会があれば皆様が広島へ行った際にでも、平和記念資料館で『直接』見てみようかなと、頭の片隅に置いてもらえると嬉しいです。 ※広島の原爆資料館は2019年の4月にリニューアルオープンしたばかりです。内装も当時の物がそのまま展示され、リアリティをより感じれるものになっています。一度は行ってみる価値があります
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