2023年 オークス(GⅠ) | リバティアイランド | JRA公式
【レース概要】
2023年5月21日(日曜)2回東京10日 発走時刻:15時40分
天候 晴
芝 良
11レース
第84回 優駿牝馬(オークス)(GⅠ)
2,400メートル(芝・左)
【レース成績(着順 / 馬番 / 馬名 / 騎手)】
1着 5番 リバティアイランド / 川田 将雅
2着 12番 ハーパー / C.ルメール
3着 13番 ドゥーラ / 斎藤 新
4着 1番 ラヴェル / 坂井 瑠星
5着 17番 シンリョクカ / 吉田 豊
6着 7番 ヒップホップソウル / 津村 明秀
7着 9番 コナコースト / D.レーン
8着 10番 ソーダズリング / 武 豊
9着 16番 ドゥアイズ / 吉田 隼人
10着 8番 レミージュ / 荻野 極
11着 6番 ゴールデンハインド / 菅原 明良
12着 14番 ペリファーニア / 横山 武史
13着 15番 エミュー / M.デムーロ
14着 11番 ミッキーゴージャス / 戸崎 圭太
15着 3番 キタウイング / 杉原 誠人
16着 18番 イングランドアイズ / 横山 和生
17着 2番 ライトクオンタム / 田辺 裕信
18着 4番 キミノナハマリア / 三浦 皇成
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【レース解説】
女王の座は揺るがず! リバティアイランド(牝3・中内田 充正)が圧勝で二冠達成
シンザン記念勝ち馬で桜花賞8着のライトクオンタムが先手を奪い、1000メートル通過60秒0のペースを淡々と刻んでいく。
リバティアイランドは6、7番手の内。「いつもよりテンションが上がり気味。少し力んでいる」と感じ取った川田将雅騎手は、パートナーが燃えすぎることのないよう、十分にケアしながらの追走を心がけたという。
徐々に加速したリバティアイランドは、坂の頂上あたりでエンジン全開。圧巻の走りでGⅠ3連勝&牝馬クラシック二冠を達成したのである。
【歴史】
牝馬クラシックレースの第二弾として行われる優駿牝馬(オークス)は、イギリスのオークスに範をとり創設された競走である。1938年に3歳牝馬限定の重賞競走「阪神優駿牝馬」として創設されたのがその前身で、創設当初は阪神競馬場・芝2700メートルで行われていたが、1940年に2450メートル、さらに1943年に2400メートルへと短縮された。その後、1946年に舞台を東京競馬場に移設したことに伴い「優駿牝馬」に改称され、1965年から(オークス)の副称が付くようになった。開催時期は、創設時から1952年まで秋に行われていたが、1953年から諸外国と同じ春の開催に繰り上げられた。
牝馬クラシックの中で、1600メートルの「桜花賞」が最もスピードのある繁殖牝馬の検定競走であるなら、2400メートルの「オークス」はスピードだけでなくスタミナも兼ね備えた繁殖牝馬を選定するためのチャンピオンレースと言える。競走名の「オーク(Oak)」は、樫を意味する英語。英ダービーの創設者である第12代ダービー卿エドワー