【80歳夫婦の山里日記】稲を刈り、野菜を育て、牛と暮らす…まるで「おとぎ話」のような世界 山中にあるわずか3世帯の集落に住む80歳夫婦の『静かな暮らし』【ギャラクシー賞奨励賞受賞】
【「映像‘90」MBSドキュメンタリー映像(1997年12月21日OA)】
「むかしむかし、あるところに…」で始まる昔話は、だれもが子どもの頃に読んだり聞いたりしたと思います。この番組は、いわば大人のため(もちろんお子さんでも)の「昔話」として楽しんでいただきたい物語です。
といいましても、大昔の話ではありません。いまからわずか30年ほど前の日本の姿を写した映像です。おじいさんは80歳。おばあさんは79歳。二人は兵庫県の北部、竹野町の山奥の奥に暮らしていました。晴れた日は畑仕事が忙しく、雨が降れば家でのんびりして過ごします。日々の食卓には、土を掘って採った自然薯、畑で育てたそばが並びます。
番組は、収穫の秋から雪に覆われる冬ごもりまでの二人の暮らしぶりを描いています。現在の都会人には信じられない、山奥での生活。ひょっとすると、これは現実ではない昔話かもしれません…。
00:00 動画開始
01:15 夕食時、魚を食べるのは月に1度か2度
02:18 兵庫県の山にある小さな集落
03:25 忙しい秋の始まり。稲を刈り収穫する
04:56 昔から飼っている自慢の雌牛・第4ぼたん
07:25 ことしの新米を初めて食べる日
08:47 おじいさん「85歳くらいまではこうやって仕事がしたい」
09:42 おじいさんとおばあさんの出会い
10:37 晩酌が好きなおじいさん
12:46 第4ぼたんとの別れを決意
18:10 11月、畑の仕事も残りわずか
19:15 ケンカはしないの?
20:33 秋が深まる中、山芋を掘りに行く2人
23:36 おじいさん「いまの状態が続けばいい。仕事が趣味みたいなもの」
27:41 青い秋空が雨で灰色に。雨の日は畑仕事もお休み
31:09 近づく冬。ベニヤ板で隙間を埋め、寒さ対策をするおじいさん
36:46 12月、収穫した蕎麦をうつ
40:53 雪が降る前に、越冬の準備をする
45:25 雪が降り、集落に本格的な冬が訪れる
▼MBS NEWS HP
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