ウクライナに於ける特殊軍事作戦の1年間
ロシアのウクライナ特別軍事作戦が始まってから1年が経過した。まさに特別軍事作戦として始まったロシアが、本格的で困難な戦争に身を投じたことは今日明らかである。この戦争は、ウクライナという体制や国民との戦争ではなく(それゆえ、当初は政治的な非ナチス化の要求が出された)、まず「西側の集団」、つまりNATO圏との戦争である(トルコとハンガリーがこの紛争で中立を保つという特別な立場をとっているのを除いて、残りのNATO諸国は一方的にウクライナ側としてこの戦争に参加しているのである。)