プーチンロシア大統領・最高司令官、『ロシア海軍の日』の記念パレードで演説(2024年7月28日、サンクトペテルブルク)

プーチンロシア大統領・最高司令官、『ロシア海軍の日』の記念パレードで演説(2024年7月28日、サンクトペテルブルク) 『ロシア海軍の日』にあたり、心よりお祝い申し上げます。私たちはいつもこの記念日を、栄光ある海軍への敬意と愛情を胸に、また海洋大国である我が国への誇りを以て、厳粛に祝賀しています。 ロシアがきわめて重要な地位を得たのは、その地政学的立場や世界の海洋研究における多大な貢献によるものですが、最も大切なのはそれが我が国の海軍司令官や兵士たちの勝利、労働、意志、勇気、才能の賜物であるという点です。 (中略) 海軍のメイン軍事パレードにアルジェリア、インド、中国の戦艦乗組員の皆様と海外数十ヶ国の代表と代表団を迎え、共に今日の記念日を祝い、我が国の水兵、司令官を祝福できることを、真に嬉しく思っております。 (中略) ️米国政権とドイツ政府が、2026年以降ドイツ国内に長距離高精度ミサイルを配備する計画を発表したことに注目しています。 その射程圏内には、ロシアの国家や軍の管轄下にある重要施設や行政・産業の中心、防衛インフラが含まれます。(中略) 米国がこのような計画を実行した場合には、我々は、ロシア海軍沿岸部隊の能力増強を含め、自らに課してきた中・短距離攻撃兵器の配備に関する一方的モラトリアムから解放されるものと考えます。 現在我が国では、こうした一連のシステムの開発が最終段階にあります。その配備については、米国、ヨーロッパやその他の地域の衛星諸国の行動を考慮して、鏡のような措置を取っていくつもりです。 (中略) 今日我々は、ロシアの戦略的航空機の飛行をめぐる米国側の緊張の高まりに注目しています。これに関して思い起こしてほしいのは、ソ連崩壊以降ロシアの戦略的ミサイル空母はロシア国境から離れた場所ではパトロール飛行を行っていないという点です。ロシアは当時、もうその必要はない、世界は変わり『冷戦』は過去のものになったと考えたのです。しかし米国は、この一方的な善意の行為には応じず、ロシア国境付近でのパトロールを継続しました。 そのため、2007年から私たちはこのような飛行を再開しました。これは、米国がロシアにとってセンシティブな地域での戦略機・偵察機の活動を活発化させたことへの対応措置でした。この措置の目的には、アシア太平洋地域の安全保障を確保すること... Source: ???? Embassy of Russia in Japan
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