羽田空港で管制官とパイロットの交信に関する緊急会議 交信を誤解するリスク解消へ(2024年1月31日)
航空機2機が衝突し5人が死亡した事故を受け羽田空港で管制官とパイロットの交信に関する緊急会議が開かれました。パイロットからは「ナンバーワンなどの情報提供は有益だ」などの意見が出ました。
2日、羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突し5人が死亡しました。
国交省は緊急対策として30日に羽田空港の管制官6人と国内外の航空会社のパイロット34人で交信に関する会議を開きました。
管制官から、「遅滞なく離陸できるよう管制指示に加え交通状況を提供するよう工夫している」、パイロットからは「離陸の順番を示すナンバーワンなどの交通状況は有益だが、情報が多すぎると重要な管制指示が伝わりにくい」などの意見が出たということです。
国交省は羽田以外の主要な空港でも同様の会議を開く予定で、意見交換を通じて交信を誤解するリスクを減らしたいとしています。
[テレ朝news]