「怒りを通り越した判決」住民ら144人全員の請求棄却 水俣病特別措置法に基づく救済受けられなかったと訴え 熊本地裁|TBS NEWS DIG
水俣病特別措置法に基づく救済を受けられなかったと訴える熊本県や鹿児島県の住民たちが、国や原因企業のチッソなどに対し損害賠償を求めている裁判で、熊本地裁は原告全員の請求を棄却しました。
「熊本地裁は水俣病被害者の救済に背を向けました」
この裁判は、水俣病の症状があるにも関わらず、特措法に基づく救済の対象とされなかったと訴える1400人が、国と県、原因企業チッソに1人当たり450万円の損害賠償を求めているものです。
きょうはこのうちの144人の判決で、熊本地裁の品川英基裁判長は144人全員の請求を棄却しました。
判決後の会見で原告側は…。
原告団 森正直 団長
「全然納得できない。怒りを通り越した判決」
弁護団は控訴する方針を示しています。
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