【入管法の改正】川口市のクルド人らが会見 危機感「強制送還されれば迫害受ける」
埼玉県川口市に住むクルド人らが会見し、入管法を改正しないでほしいと訴えました。
国会で審議中の入管法改正案は、難民申請中は強制送還されないという規定を見直し、難民申請を原則2回とし、認められなければ強制送還の対象となるなどとしています。
会見ではクルド人らが危機感を募らせ、ある男性は「2歳で来日し、今は許可を得て大学に通っている。クルド語も話せないし、トルコに強制送還されれば迫害を受けると聞いている」と不安を訴え、クルド人女性は「学校に通っている子どもだけでも難民と認めて」などと述べました。
支援者によりますと、川口市には2000人以上のクルド人が暮らし、多くは難民と認定されず、「仮放免」の立場で、法が改正されれば強制送還の可能性があるということです。
(2023年4月16日放送)
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