ザポリージャ原発めぐり再び緊張 双方が“攻撃計画”主張(2023年5月27日)

 ロシア軍が占拠を続けるウクライナ南部のザポリージャ原発を巡り、ロシアとウクライナの緊張が再び高まっています。  ウクライナ国防省の情報総局は26日、ロシア軍がザポリージャ原発で大規模事故に見せかけた攻撃を計画していると発表しました。  発表によりますと、「ロシア軍は、ザポリージャ原発の敷地内を攻撃し、放射性物質の漏洩(ろうえい)を発表する計画だ」と主張しています。  「原発事故」を理由にした原発への国際的な調査の実施で一時的な停戦状態に持ち込み、ウクライナの反撃に備えたロシア軍の再編が狙いだとしています。  一方、ロシアのタス通信は「ウクライナがこういう話をすることはウクライナが何かを準備していることを意味している」「ストームシャドーミサイルによる攻撃の可能性がある」とロシアの占領当局者のコメントを伝えています。 [テレ朝news]
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