プーチン氏 3月の大統領選での“圧勝”目指す 足下では侵攻長期化への不満も|TBS NEWS DIG
ロシアは今月7日がロシア正教のクリスマスのため、モスクワ中心部は飾り付けがされ、華やいだ雰囲気となっています。
ロシアでは、今年3月に大統領選が行われます。プーチン大統領は、通算5期目に向けて立候補を表明しました。
現時点で有力な対抗馬はおらず、プーチン氏の再選が確実視されていますが、それでもプーチン氏は年末の大記者会見や国民との対話イベントなど、連日メディアへの露出を続けています。
独立系メディアは、政権側が次の大統領選で投票率70%、得票率は80%を目指していると伝えていて、いずれも過去最高となります。
プーチン氏はこれまで、ウクライナの反転攻勢は失敗したと繰り返し、国民の反発が予想される追加動員は現時点で必要ないと強調してきました。
来月にはウクライナ侵攻開始から2年を迎えますが、政権としては大統領選での“圧勝”により、侵攻継続に向け国民の信任を得たと主張したい考えとみられます。
ただ、その足もとでは去年、動員された兵士の妻や母親から動員解除を求める声が広がるなど、侵攻長期化への不満もくすぶっています。
ウクライナは今後、F16戦闘機を実戦投入する見通しで、戦況にどのような影響を与えるのか。そして、11月のアメリカ大統領選がウクライナへの軍事支援の行方をどう左右するのか。不確定要素も多い中、状況次第ではプーチン政権への不満が表に噴出する可能性もあります。
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