“期限切れ”迫るウクライナ産穀物輸出の合意 国連の安全保障理事会でも議論平行線 合意延長をめぐって非難の応酬|TBS NEWS DIG
国連の安全保障理事会はウクライナ情勢に関する会合を開きましたが、穀物輸出の合意延長をめぐって、非難の応酬となりました。
15日に開かれた会合では、ロシアが今月18日の期限切れを主張する黒海を通じたウクライナ産穀物輸出の合意などについて議論が行われました。
ロシアは自国産の穀物や肥料の輸出が制裁によって妨害され続けていると欧米側を批判。これに対して、ウクライナ産の穀物輸出が妨げられれば、途上国を中心に食糧事情が悪化するおそれがあるなどと非難の声があがりました。
ウクライナ キスリツァ大使
「ロシアがいまだに負け組を装うのにはあきれる」
アメリカ代表
「プーチン氏に対し、世界の飢餓を人質にとることをやめ、穀物輸出合意を延長し、完全に実行するよう求める」
ロシアは「合意の延長は保証できない」としていて、18日までの決着は見通せない状況です。
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