関電「トロリーバス」、迫る引退 ファンがお別れツアー 立山黒部アルペンルート

関西電力が立山黒部アルペンルートの関電トンネルで運行しているトロリーバスが、11月30日の今季の営業終了と共に引退する。10日には富山や東京などから集まったバス愛好家が、関電の許可を得て停車場で「トロバス」の最後の雄姿を撮影した後、往復乗車して別れを惜しんだ。  「トロバス」の愛称で親しまれたトロリーバスは、トンネルの天井に張られた架線から屋根の上の「トロリーポール」で電気を受けて走る。黒部ダム駅(立山町)―扇沢駅(大町市)の約6・1キロを16分で結ぶ。  ただ、来年4月からは、大型バッテリーを搭載した電気バ
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