【能登半島地震】石川県の死者213人に…依然22地区3124人が“孤立状態”
能登半島地震の発生から11日で11日目。石川県ではこれまでに、213人の死亡が確認されています。一方で今も22の地区で3000人以上が孤立しています。その一つ、石川県輪島市の鵠巣地区で11日、自衛隊により物資が運び込まれました。
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石川県によりますと、元日に発生した能登半島地震で11日午前9時までに、213人の死亡が確認され、52人の安否が分かっていません。また、地震発生から11日目を迎えた今も、石川県では、22地区で、3124人が孤立状態にあります。
震度6強を観測した輪島市では、その半数以上にあたる14地区が孤立、鵠巣地区も土砂崩れによる道路の寸断で孤立していて、小学校などにおよそ700人が避難しています。11日午前、自衛隊により、水や食料などが運び込まれました。
鵠巣地区にいる山下加南子さん
「少し安心しました。先の見通しが本当に立たないので少しでも安心して過ごせるように物資がそろったらいい」
また、自衛隊はドローンを使って上空から土砂崩れの状況を確認したり、重機に使う軽油などの燃料を運び込み、孤立解消に向けて動きを進めています。
石川県では、前線や寒気の影響で週末にかけて冷え込むことが予想され、一日も早い生活環境の改善が待たれます。
(2024年1月11日放送)
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