イランがロシアに弾道ミサイル供与か ロイター通信報道「アメリカの制裁下にある2か国が軍事協力を深めている」|TBS NEWS DIG
ウクライナ侵攻から2年を迎えるのを前にロシアが攻勢を強めるなか、ロイター通信は、イランがロシアに弾道ミサイルを供与していると報じました。
ロイター通信は21日、複数の関係者の話として、イランがロシアに対しミサイルおよそ400発を供与したと報じました。射程300キロから700キロの短距離弾道ミサイルが含まれるということです。先月上旬から少なくとも4回、輸送され、数週間のうちにさらに提供されるとしています。
ロシアによるウクライナ侵攻ではイラン製ドローンが攻撃に使われていると指摘されていて、ロイター通信は「アメリカの制裁下にある2か国が軍事協力を深めている」と伝えています。
一方、ロシアで反体制派指導者のナワリヌイ氏が刑務所で死亡したことを受け、イギリス外務省は21日、収監先の北極圏の刑務所の幹部6人に対し、資産凍結やイギリスへの渡航禁止の制裁を科したと発表しました。
ナワリヌイ氏の健康状態が収監中に悪化したと指摘し、「治療を拒否されたりマイナス32度の中を歩かされたりしていた」と非難しています。
ナワリヌイ氏の死亡を受けた制裁はイギリスが初めてとされ、アメリカも23日に大規模な追加制裁を発表することにしています。
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