【ロシア反体制派ら来日】「プーチン政権後のロシア」都内でフォーラム開催
「プーチン政権後のロシア」を話し合うフォーラムが1日、都内で開かれ、来日中のロシアの反体制派らが参加しました。
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1日、衆議院第一議員会館で開かれた「ロシア後の自由な民族フォーラム」は「プーチン政権の次」を見据え、新たな国家像や少数民族地域の分離独立などを話し合うものです。会議にあわせ、ロシア国外で活動する反体制派や少数民族の独立派組織代表らが来日し、国会議員や有識者らと意見を交わしました。
「ロシア自由軍団」政治部門幹部 イリヤ・ポノマリョフ氏
「今、ロシア連邦がある領土に1年後に何があるかわかりません。1つの国か、たくさんの国になるかは、すべてあの領土に住む民族が決めるでしょう。将来についての話し合いは今行われるべきです。ロシアの変化を待つべきではない。それ(変化)はもうまもなく起きるからです」
ウクライナ側にたち活動する武装組織「ロシア自由軍団」幹部で元ロシア下院議員のポノマリョフ氏は、プーチン政権の崩壊は近いとして、新たなロシア国家と日本の平和条約について話し合いをはじめるべきだと指摘しました。
一方、少数民族の独立派組織の出席者は、ロシアで少数民族が「あらゆるレベルで深刻な差別にあっている」「多くは全滅寸前だ」と窮状を訴えました。
その上で、プーチン氏を排除してもロシアの覇権主義は変わらず、新たな紛争を防ぐにはロシアを解体し数十の国に分割するしかないなどと主張しました。
(2023年8月1日放送)
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